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fukuyamarei

モラハラ夫は弁が立つ

◆モラハラ大辞典 ⑩

「モラハラ夫は弁が立つ」



モラハラ夫とは話し合いができないとよく言いますが、

その理由のひとつに弁が立つということがあります。


なぜか話上手なんです。


妻に対しては「オレが正しくて、おまえが間違っている」ということを、

これまた巧みな言葉を使い、正論にして責めてきます。


弁が立つうえに、モラハラ夫は相手が傷付く言葉をよく知っているので、

普通の妻は太刀打ちできません。

気づくと妻は心がズタズタの悪者。


「やっぱり私が悪いんだ」

「私がちゃんとしないから夫は怒っているんだな」


との自己暗示にかかります。


そして、モラハラ夫は、外でもなぜか

頭がよいとか、頭の回転が速いと思われています。


自分が悪者にならないようにする立ち回りがうまいのです。


よく言われるのが、離婚調停。


調停員を味方につけるのが大得意。

「いい夫」と思われるための振る舞いをしっかり心得ていて、

いつの間にか夫が妻からモラハラを受けているという話になっていることもしばしば。


妻のことは全く理解で


きないのに、頭の回転が速く、

相手を納得させてしまうような理由をポンポン出してくるのです。


前回書いた演技派プラスされるので最強の男のわけです。

妻は夫の言葉に振り回されているのです。


夫が言っていることは、

冷静に考えれば、理不尽なことばかりのはずですよ。


◆今日の一句 「正論をよくよく聞けば屁理屈だ」

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